働く人
『高齢者も障がい者も子供たちも。色んな世代が支え合う』
櫻井祥太(写真/左手側)
障がい者就労継続支援事業所/職業指導員
入職の年:2018年
同期会のお名前:炒飯専門店FREAKS
※同期会とは、十条龍谷会に入職した同期とともにつくるチーム名です✨
私の仕事
就労継続支援は障がいを持った方が様々な支援を受けながら働き続けられるよう、必要な知識や技術を学んだり訓練をすることが出来る場・福祉サービスのことです。私たち職業指導員は個々人の個性や障がい特性に合わせて、お仕事のサポートをしています。
お仕事で出た困りごとや、その他の日常的なご相談などもお伺いし、安心してお仕事を続けられるよう面談なども行っています。
それらに加えて様々な専門職が集まる団体に所属し、地域の障がい者福祉施設が参加できるイベントを企画したり、精神障がいについての普及啓発活動も行っています。
この仕事を選んだ理由
障害のある人もない人も、年齢の高い低いも関係なく、様々な人が生きやすい地域や社会を作るための一翼を担えたらと思い、福祉の業界を選びました。
その中でも、私は精神保健福祉士という専門職であるため、障がいをお持ちの方の支援をさせて頂いています。
日常生活の中で生活し辛さや困りごとなど、感じておられることは老若男女様々だと思います。困りごとや相談、良いことや楽しみな事、どんなことでも気軽に声を掛けたり相談しやすいような専門職に自分自身がなれたらと思っています。
十条龍谷会の魅力
高齢者福祉も障がい者就労支援も同じ施設内で行っているということが、とても大きな魅力だと思います。
就労支援の利用者さんは、特別養護老人ホームのお客さまのお部屋を掃除しに行き、感謝していただくことでお仕事のやりがいに繋がっておられる方はたくさんおられます。特別養護老人ホームのお客さまも「あの人いつもきれいにしてくれる」と喜んでおられる光景を度々目にします。
それだけでなく、働いている職員さんも時折お子さんを連れて来られることもあり、お子さんをみて癒されたり「かわいかった~」と話したり、色々な方が施設の中を様々な世代の人が行き来していることが何よりの魅力です。
最も自分らしいと感じるとき
私は漫画や映画を良く見るため利用者さんとの日常会話でその話題がたくさん出ます。週に1回今週のジャンプはどうだったか話し合ったり、最近見に行った映画の話をしたり、利用者さんのおすすめで漫画を読み始めたり。自分の「好き」が話題になるとコミュニケーションの幅も広がりますし、何よりもっと話をしたくなりもっと相手のことを知りたくなります。
プライベートでは同期の職員とよく遊びに行きます。ギターをしたりダーツをしたり散歩をしたり。その同期職員は一番気楽に自分らしくいられる存在で、人にやさしく、その人がいるから仕事も自分らしくしていられると感じています。
入職を検討されている方へ向けたメッセージ
ビハーラ十条は、特技や自分の好きなことを最大限に活かせる職場だと思います。
やりたいことやの将来の目標をしっかり持てば、たくさん後押ししてくれる仲間や環境があり、たくさんのことを学ばせてもらえると思います。仕事であり日常生活の一部でもあることが福祉職の醍醐味です。音楽や絵、ジョークや料理など日常に通ずる事がどんなことでも活かすことができるため、好きなことは何でも武器になります。自分の好きなことを持ってお仕事をしていただければなと思います。