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2012.12月 「プライマリ・ケア」

施設長 石井 大輔

早いもので今年も残すところ一か月となりました。「12月」と聞くだけで何かと忙しなく感じてしまいますね。「終わり良ければ全て良し!」1年の締めくくりをしっかりしたいと思います。

さて、先日京都で開催された日本プライマリ・ケア連合学会第26回近畿地方会に初めて参加しました。地元開催に加え、日頃から協力し合っている京都下京南医療連携協議会が主催となっており、ビハーラ十条からもたくさん参加しました。
「プライマリ・ケア」聞き慣れない言葉だと思います。プライマリ・ケアを簡単に言うと
「身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療」(※注1)
と、一般の方向けに紹介されています。医療では、整形外科・外科など様々な専門の科がありますが、この「プライマリ・ケア」とは、何でも相談の医療となっています。皆さんは、どの科に行ったら良いのか?!迷ったことはありませんか?そんな時、「プライマリ・ケアを提供する」医療機関に行けば良いとなっています。

そこで、このケアを行っていく上で、今回の学会のテーマ「ネットワーク力を鍛える〜その構築と連携〜」が大切になります。病気や障がいをもつ方が自宅で暮らし続けていこうとした時など、一つの医療機関だけではその方の暮らしを支えることは難しく、様々な専門の方々が関わることで、よりその方の望む暮らしが叶いやすくなります。「何でも相談にのってくれる総合的な医療」は、このような身近な暮らしの場にある地域の医療・福祉・介護・保健に加え、地域の方々とも協力しながら、病気や障がいをもつ方を支えていくことになるのです。素敵な考え方だと思いませんか?学会では、こうした考えのもと、多くの経験談の発表や今後の在り方について問題提起がありました。
今後益々少子高齢化が進む中、身近な地域の中で共に支え合う仕組みが大切になっていきます。その基本となる一番小さな単位は家族、次にはご近所さんだと思います。私たちもその同じ地域の中で長い時間を過ごすご近所さんとして、普段からの近所付き合いを行っていくことをしっかりやっていくことの大切さを再確認しました。

最後に、ビハーラ十条が取り組む活動は、施設理念にもあるように「福祉の発展に尽力する」「社会との和を保ち」「皆さまと共に歩み続けます」に基づいています。私どもだけで取り組むだけではなく、多くの方々と協力し合って行う活動が多くあります。その中で、地域のネットワークづくりに関わる3つの発表をすることができたことを大変嬉しく思っています。

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2012.11月 「初めての “言語聴覚士” 実習生」

施設長 石井 大輔

秋を通りこし冬が来たような寒さが続いた10月、そうでなくとも季節の変わり目は体調を崩しやすくなる時期です。早く冬支度もしないといけませんね。
介護保険制度が改正し、早いもので半年が過ぎました。実質的にはマイナス改定
(施設の収入が減る)となりました。ご利用頻度の向上や要介護度の重度化、新たに制度となった加算や、従来ある加算の導入を行っておりますが、当施設の収入は前年と比べ厳しい状況が続いております。ご利用の皆様には、制度改正に伴う説明会で、制度の変更点や施設の収入が減ることが予測されることの説明をさせていただいており、多くのご意見を頂戴しておりました。今後もご意見等お伺いできればと考えております。
さて、平成24年度も下半期に入り、上半期の評価・分析をし、事業計画の実施をさらに進めている所であります。その中で、今年度初めて実施している一つをご紹介いたします。それは、言語聴覚士の実習生受け入れです。聞きなれない名前ではないでしょうか?

言語聴覚士とは、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者と定義されています。

実習生を受け入れることができるのは、その資格をもった職員がいるということです。私どものような特別養護老人ホームに言語聴覚士を持つ職員が働いているというのは非常に珍しいことです。音声や言語の機能や聴覚障害に限らず、口や耳に関することへの必要性を感じています。その中でも、「口(くち)」へのこだわり、「食事」です。介護を要する頻度が高くなると、かんだり、飲み込んだりすることが難しくなったり、食事を刻んだり、つぶしたり、固めたりと、食事そのものの形が崩れていきます。ご利用の皆様には、「最期まで口から食事ができる」こと、その為にも、その専門性が必要だと考えています。訓練や検査は大切です。訓練することで「治る」「良くなる」方よりも、「今の状態を維持すること」につながるという、非常にわかりづらく目に見えないことを日々コツコツ積み重ねていく根気強いケアを必要とする方が当施設にはたくさんご利用されています。
実習生にはビハーラ十条での実習だからこそできる様々な経験をすることで、福祉・介護の素晴らしさを感じてもらえたらと思っています。

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2012.10月 「新規事業スタート 居宅介護支援事業所ビハーラ十条」

施設長 石井 大輔

朝晩涼しくなり、秋を感じる日々、体調を崩しやすい時期でもあり施設でも体調管理には細心の注意を図っているところです。
本日、社会福祉法人 十条龍谷会は新たな一歩を踏み出しました。ビハーラ十条を開設して七年半、新たな事業をスタートしました。
事業名は、居宅介護支援事業所ビハーラ十条です。ビハーラ十条は入所と短期入所(ショートステイ)の二事業を運営して参りました。短期入所は介護保険制度上では在宅サービスとして位置づけられていますが、私たちは在宅=自宅に行くのは送迎時のみであり、サービスとしては短期入所で施設内でのサービスが主となり、施設入所に近いものです。新たな事業である居宅介護支援事業所は在宅サービスの要となるサービスです。具体的には、介護支援専門員(ケアマネージャ)が自宅で生活されている方に必要なサービス(介護保険外を含む)を計画します。

今まで「ビハーラ十条さんは居宅介護支援事業をしないのですか?」「そろそろ新しい事業を始めないのですか?」など多くのお声を頂いておりました。居宅介護支援事業所ビハーラ十条は一名の介護支援専門員からスタートいたします。小さな事業の船出ですが、自宅で生活されている方々が「ビハーラ十条さんのケアマネージャーさんに頼んでよかった」と言って頂けるよう、皆様の声を各サービス事業所さんにもお届けできるよう努めて参りたいと思っています。

また、本日は平成二十五年度定期採用者内定式です。今年四月に入社した新人職員がようやく仕事にも慣れてきている中、次の入社する職員を迎えます。一年目の職員も「もう先輩!」なんていう感覚になることでしょう。うかうかしていられません。今できることを今しておくこと、今この瞬間を大切にすることを今まで以上に強く持ち続けてほしいと思います。

最後になりましたが、本日からスタートいたしました居宅介護支援事業所ビハーラ十条に対し、特別養護老人ホーム ビハーラ十条と同様、今後とも、末永く、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

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2012.9月 「知らないことは誰の責任?」

施設長 石井 大輔

9月になると一気に「秋が来たな〜!」と感じるのと同時に「敬老の日」を直前に控え、高齢者福祉に携わる1人として、改めてこの職業の尊さに身を引き締めています。

さて、施設では今月で年度の半分を終え、1年度の折り返しを迎えることになります。約半年前に1年度の方針・事業計画を策定し、事業活動を行っています。その計画が進んでいるのか?!問題はないのか?!など、月に2回、各部門の代表者が集まり会議で確認をし合っています。そこで、こんな話しが挙がりました。会議で決まったことを職員が知らず、その決まり事が出来ていなかった場合をどう考えるか?!私たちの結論は、決定したことを報告している為、出来ていなかったことは個人の責任、ということになりました。(少し省略していますが)

ビハーラ十条では、次のような形で各部門の代表者が集まり施設としての決めごとを行う会議の報告を行っています。
1.会議報告書の閲覧 2.会議の議事録を閲覧 3.各部門会議で部門長から説明・報告(欠席者には口頭もしくは書面確認) ※1・2は施設内どのパソコンからでも閲覧できるようになっている。どうお感じになられたでしょうか?

一昔に比べると、ものすごい量の情報が瞬時に手に入るようになりました。ただ、自分にとって必要な情報がどれなのかと選択することが難しくなりました。施設内でも、案外便利になっているようですが、その便利さがゆえに、多くの情報がどこかで途絶えてしまっているということも起きているでしょう。色んな手段をとったとしても、結局、「私」が様々な情報に対して、興味・関心・注視していなくてはダメなのだと思います。つまり、情報は待つものではなくとりにいく・他責ではなく自責、一人ひとりが責任を持つことをより一層強くもつことが大切なのではないでしょうか。

今月ビハーラ十条では、新たな保育園さんと交流を行います。テーマは「笑顔がみたいから」です。多くのことを書かせていただきましたが、人には「笑顔」がなければいけません。その笑顔がたくさんある職場を一人ひとりの職員が創りだしています。この交流もその一つです!
最後に、本年10月に十条龍谷会は初めて新規事業を開設する予定となっております。新規事業は居宅介護支援事業所です。次号で改めてご紹介させていただきますが、本号の裏面にて少しご紹介文を掲載しております。ビハーラ十条共々、何卒宜しくお願い申し上げます。

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2012.8月 「居る場所づくり」

施設長 石井 大輔

暑い日が続く毎日ですが、皆様、体調を崩されていませんか?この厳しい暑さのしのぎ方はそれぞれでしょう。ちなみに私は、大阪から車通勤をしています。車内のエアコンをONにする時間を出来るだけ少なくして、暑さを感じるようにしています。デスクワークが多いので、仕事中に汗をかくことが多くありません。出来るだけ汗をかき、体を冷やさず、水分をしっかり摂るように心掛けています。

さて、最近、いじめ問題をテレビや新聞で目にする機会が非常に多いですね。いじめそのものの問題はさておき、行政・教育委員会・学校など、起きた後の対応がクローズアップされ続けていることに疑問を感じています。起きる前にすべきことがたくさんある中、後の対応、事実がどうなのか?など、私たちの職業においてもそうですが、起きる前にできること・しなければならないことへの意識をもっと強めなければなりません。行政・学校、そして、医療・福祉介護など、共通していることは「人に対するサービス」を主とする職業だということです。学校でのいじめ問題を目にすると同時に、人に対するサービスの難しさを痛感します。だからこそ、やりがいのある職業だということを思ってなりません。学校という場所にもっともっと自分の居場所づくりが必要だと思っています。

ビハーラ十条では、月に1回、職員のご家族の協力を得て「子育てサークル」を行っています。現役職員で子育て真っ最中の職員や退職した職員が子どもを連れて来てくれています。久しぶり〜と挨拶をかわしたあと、その会話は子どもの話。時間のゆるす限り、親たちも色んな話をしてストレス発散です。たった月に1回の光景ですが、すごく楽しみな時間です。育児休暇中の職員や退職した職員が働いていた時の話しをする、ご利用の皆様に会いに行く、そして、お年寄りやたくさんの職員がかわるがわる子どもを抱くその光景は里帰りした孫や娘を見るようなまなざしです。お年寄りはそれはまあ上手に子ども抱かれます。若い職員が抱くとダメですね〜。怖くて見てられません。ですが、これも大切な経験です。

人と人が触れ合うこの場所が、全ての方々にとって居心地の良い空間であるよう、私たち職員自身がこのビハーラ十条という場所をどう考えているのか?!今一度、私たちが掲げる理念をもとに、新たな一歩を踏み出そう!1つ上のサービスを目指していきます!

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2012.7月 「アフターフォロー」

施設長 石井 大輔

 「さあ暑い夏が始まる!」毎年7月になると思うことですが、今年の夏は関西でも「節電」を考えて生活していかないといけません。電気を節約するばかりに、体調が悪くなることのないように気をつけながら、暑い夏を乗りきっていきましょう。
さて、皆さん、アフターフォローしていますか?電化製品などを買うとメーカー保証は1年間。保証するだけでなく、その間に修理が必要になった時にも購入したお店などでも無料で修理してもらったりできますよね。3年間とか5年間とか・・・

私たちの仕事は、この「アフターフォロー」はもちろん、何か変化があった時にはその後の経過を観察し、手当をし続けることはごく当たり前のことです。しかし、「何か変化がある」とは“私たちの目”に見えることでしかその変化を見ることはできません。これでは少しもの足りないと思います。それは、「目に言えない変化」にどう気づき、どう対処していくのか!?これは、普段何気ないことでも相手のことを気にかけているかどうかで変わってくると思います。同じく職員の変化についてもです。その場の対処だけでなく、その後どうなったのか!どうなっているのか?と見えることに対するフォローに加え、“大丈夫かな?”と目には見えていないことに対して常に相手に気をむけておく“気持ち”が大切ではないでしょうか?つまり、自分以外の人に興味を持つ事が必要だと思います。

私たちの仕事は、多くの高齢者の生活を様々な形で支えていきます。決して、私たちだけが支えているんだ!ではいけないでしょう。忘れてはいけない、実は私たちが支えているようで、支えられているんだということ、相手に気を遣われていることに。
何事もやりっぱなしになっていないかと、職員と話していて考えさせられました。そんな職員がこんなことを話してくれました。

「1年前に比べて、部下のコトバに対して、自分はコトバがたくさん出るようになった」
コトバ数が決して多くない彼はそのことを気にしていたのだと思いました。成長です、その自分のコトバで失敗したことも経験し、コトバの大切さや「アフターフォロー」の大切さも学んでいるようでした。私自身、多くのこと・もの・ひとに気をむけ、その行動を1年・3年・5年と続けること、そして、コトバに責任をもつことを教えられたひとときでした。

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2012.6月 「同じ空を見上げて」

施設長 石井 大輔

雨が気になる6月、施設内の紫陽花が咲くのが楽しみな季節になりました。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、皆様は金環日食をご覧になられましたか?その瞬間には見る事が出来なかった方もテレビや新聞など、ほとんどの方が見られたことでしょう。ブログ(五/二一)でも紹介しておりますが、ビハーラ十条でも屋上を使って楽しみました。実はあまり興味がなく何の準備もしていなかった私、出勤前にふと空を見上げると曇った空の中で金環日食を見ることができました。直接見たらよくないのを分かっていながら、身近な方に聞いてみると案外私のような方が多くいました。わ〜すごいな〜という驚き、みなが同じ東にあがる太陽を向き1点に集中する光景、日本中がこのような明るい話題で持ちきりになることっていいですねっ!

そこで、同じ方向に向かって1点集中する金環日食、私たちは仕事の中で同じ方向に向かって集中していますでしょうか?!新人研修(定期・中途)などでよくこんな話しします。法人理念・施設理念は法人や施設の目標です。つまり、職員全員が「共有する価値観」となるのです。そして、職員一人ひとりは「個としての価値観」をもち、異なる個々の価値観の中、職員同士力を合わせて理念の実現に向かって少しずつ歩んでいきましょうと。ごく普通のことだと思うのですが、これが非常に難しく、また、管理・監督するものの「人」で変わるものだと体験しています。変えてはならないことを変わらない様に伝えていくことは私自身の役割です。集中して同じ方向に向かうことができる環境をつくること、そして、安心して働くことができる職場づくりは、私たち職員のこころを鍛えることだと思っています。

結びに、最近嬉しかったことを紹介したいと思います。
先日職員の親御さんが働くお店で、こんな声をかけて下さいました。「おかえりなさい、東京から!」ん?なんで知ってるんだろう?!とキョトンとしていたら「見てますよ、ブログ!」と。びっくりしたと同時に、嬉しかった、涙がでそうになりました。職員の親御さんが私たちのブログを見て下さっていること、本当に嬉しいことです。
ありがとうございます。感謝です。

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2012.5月 「感謝を手紙にのせて」

施設長 石井 大輔

桜の季節も終え、過ごしやすく気持ちの良い気候が続いています頃、ビハーラ十条では新人職員も入社して一ヶ月が経ち、各部署新たな体制のもと、悪戦苦闘しながらも前向きに過ごしています。

さて、今号では「感謝」をテーマについてご紹介したいと思います。
それは、平成二四年度入社式とその後に行った新人研修です。毎年四月一日に入社式を執り行い、昨年から入社式でビハーラ十条住民会を代表して祝辞を頂いています。今回は住民会から2名の方にご祝辞を頂きました。その祝辞でこのような言葉を頂きました。

「皆さん、おめでとうございます。私から一言、皆さんが今日ここにいることは皆さんの親御さんのお陰です。お父さん、お母さんに感謝をして下さい。これ以上話しをすると 涙が出ますので・・・」

まさにその通りだと思いました。今あることの全ては決して自分一人で成し得たことではありません。入社式でこのような言葉を頂けた新人職員は幸せだなあと思います。でも、その感謝をどう新人職員が伝えるのか?!伝えてくれるのかなあ?!と、単純にそう思い、その後に行った研修の一部を使って感謝を形にすることにしました。
それは・・・【両親へ『感謝の手紙』を書くことです】

便箋と切手を貼った封筒を手渡し、みな一斉に手紙を書きました。両親への感謝の手紙です。今年度の新人職員から名刺をつくることにしており、その真新しい名刺の一枚目を両親にプレゼントしました。自宅通いの職員は今日家に帰ったらその名刺を両親に、自宅から離れて生活する職員は手紙を入れた封筒に名刺を忍ばせました。研修後、退社する時にみなで郵便ポストに手紙を投かんし、四月一日、入社初日を終えたのでした。
新人職員に限らず、人に「感謝」をすることを表現することは大切なことです。今回は手紙という形で表現しましたが、「感謝」をコトバにして伝えることを私自身も忘れていたように思います。大切なことを学ばせて頂き、ありがとうございます。感謝・感謝です。
最後に、4月に利用料金の変更説明会を開催し多くの方にご参加頂きありがとうございました。5月の請求書は新たな利用料金となっておりますのでご確認の宜しくお願いいたします。尚、ご利用料金は一部(所得段階三段階の方)居住費が月額約一万円お安くなる方、また、一ヶ月で約800円程度ご利用料金がお高くなられる方もおられます。ご不明点などございましたら、担当のケアマネージャ又は事務所までお声かけ下さい。

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2012.3月 「当たり前なことを当たり前に!」

施設長 石井 大輔

桜の開花が待ち遠しい三月になりました。桜の季節ということは、四月に新しい職員を迎える時期でもあります。社会人一年生の初々しさを迎えつつ、現場では新人に多くの事を伝えつつ普段の仕事もしっかりと!です。四月には本当に忙しい時期ですが、職員一丸となって、‘笑顔’を忘れずやっていこうと思います。

早いもので、東日本大震災から一年が経ちました。こうして、三月になると震災や原発のことを思い起こすことでしょう。同じくして、私は学生時代、神戸の震災が起きた一月もです。三月十一日、震災が起きたあの日、あの時間、皆さんはどこで何をしていましたか?私は仙台の福祉知人からの依頼でその施設の職員さんを京都駅まで出迎えに行き、ビハーラ十条に戻る車中でした。その職員さんたちは施設に到着後、見学したうちの施設の中でその甚大な災害を知ることになったのです。その後、一週間はビハーラ十条で過ごし、仙台に帰ったのですが、あの時の様子は昨日のことのようです。七月、仙台でその職員さんたちと再会したのですが、皆さん元気そうで何よりでした。一日も早い復興を心から祈るばかりです。

さて、今、施設では四月からの新しい年度に向けて、一年間の計画を策定する最終段階を迎えています。特にこの半年で‘経験したことを活かす’こと、そして、改正されます新しい介護保険制度に向けての体制整備です。ご利用の皆さんが満足してもらえるよう、しっかり準備をしたいと思います。では、最後に、この半年で経験したことに少しふれたいと思います。それは、相手の立場で物事を考えるということです。生活に危険はつきものです。しかし、その危険とは避けられるものと避けられないものに分けることができ、その双方に、私たちは危険なことが起きることを前提に準備し、また、起きたとしても最小限に止める努力をしなければなりません。
その為に危険に対しての心構えとして「起こる」「起きる」、そして、起きたらどうなるのかを相手の立場にたって考えなければなりません。当たり前のことを至極当たり前にすること、それは私たちに求められている最低限度の役割なのだからです。

今月の17日、第3回目のビハーラ十条家族会主催のバザーが開催されます。昨年と同様東日本大震災チャリティーバザーです。皆様のご来場をお待ちしております。



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